男の子の育て方!私が子育てアドバイスに従ってみて分かったこと

女の子より男の子の方が育てにくいです。なぜなら、一姫二太郎って言葉は育児に不慣れな第一子は女の子がいいっていう意味だからです。面倒臭がりで、成長が遅くて、いっつも危ないことばっかりして、やんちゃでママ大好きだけど、そんな男の子供は私も好きだよ!

2013年07月

「うん、もうやらない」とかわいい返事。

でも、すぐに忘れちゃう。

聞き分けがないのではなくて、ケンタの場合は、聞いていない。

路肩の高いところに登ってはいけない、家の中でボール遊びはいけない、と何回も繰り返して注意して、その度にちゃんと「うん、わかった」と返事するのに、やっぱりやる。

公園で遊んでいる時に「トイレは?」と聞くと、絶対に「大丈夫」と答えるのに、家に近づくと、もれそうで、必死に手でおさえている。

「早めにトイレに行こうよ」、と言えば「うん」と返事するが、毎日、同じ繰り返し。

そんなケンタを見ていると、「やりたいこと」にすごく忠実。

「こうしてみたい」とか「これはおもしろいぞ」となると、その気持ちを抑えることができないのだ。

そんな時に「やっちゃダメ!」と言われると、一応は聞き分ける。

本人もちゃんと理屈では理解する。

しかし、彼には言うことを聞けない種類のことがある。

すると、「もう、やらない」→「でも、やりたい」→「よし、やろう」と、気持ちは瞬く間に切り替わっていく。

まるでテレビ画面が切り替わるように素早い。

そして、都合の悪いことはケロリと忘れ、同じことを繰り返す。

頑固だ。

でも、命にかかわる重大なことや他人を傷つけるなど、「いけない」度が高いことは、教えるわたしの真剣さや迫力が違うのか、きちんと守るところを見ると、状況を理解した上での、かなりしたたかな「忘れん坊」なのかな。

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怒ると………こわす。

怒りという感情はとてもやっかいだ。

大人だって男女を問わず、怒りのあまりとんでもない行動に走ることがある。

子どもの場合、怒りをコントロールするのはとてもむずかしいことだと思う。

ハルトは2歳の反抗期には、自分の気持ちをうまく話せないイライラでかなり暴れた。

それを叱られて、本人も悪いとわかっているのに、自分の気持ちが収まらず、怒りながらオイオイ泣いていた。

反抗期が過ぎたら、今度は、オモチャの取った取られたで友だちをぶったり、女の子に言い負かされても、自分の言いたいことが言えず、結局、その子のおしりをかじるという行動にでた。

カッとしやすい性格はわたしに似ているかも。

さすがに卒園するまでに、人、とくに女の子に暴力をふるうのは絶対にいけないことだと徹底的に教えさとし、ハルトもがまんすることを覚えたのだが……。

最近のハルトは怒るとモノに当たる。

ミッキーのぬいぐるみにパンチを浴びせるから、ぬいぐるみの縫い目から綿がはみ出て痛ましい姿になっている。

怒りにまかせて、バタンバタンと乱暴にドアを開け閉めし、廊下を踏みならして歩くから、家の傷みも心なしか進んでいる。

しかし、先輩ママに言わせると「まだまだ甘い」らしい。

男子中高生のいる家の壁は、ボコッとへこんだ跡が1~2カ所あるのが当たり前だという。

「壁にかかっているカレンダーや絵の下には、ほほ穴があるのよ。男の子が、パンチを壁にくらわせた跡」

ハルトを見ていると、そうかもしれないと思えてくる。

激しい怒りがわいてくると、体で怒りを表現せずにいられないのだ。

モノをこわす、グーでパンチ、バットの素ぶりなど、激しく体を動かすと、ハルトもようやく落ちつく。

心を整理したり、反省したりするのはそれからだ。

自分から「さっきはごめんなさい」と言ったハルトは、モヤモヤが晴れてすっきりした様子。

絶対に怒りをぶつけてはいけないモノや場面はたくさんあるが、ミッキーのぬいぐるみは許される範囲、とわたしは思う。

ハルトには、グーでパンチが必要なことがあるんだよね。

でも、壁に穴をあけられるのは、やっぱり嫌なんだけど。

やがてはわが家にも穴があくのかしら。


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わかった!

動いていないと、死んじゃうんだ。

いつも泳いでいるマグロみたい。

男の子は本当にじっとしていられない。

止まることができない回遊魚みたいだ。

動物園に行った時、「ほら、ゾウさんよ」と生後4カ月のソラに話しかけていた。

気がつくと、小1のヒカルがいない。

「どこ~」と叫んだら、「ここ~」と上のほうから声が聞こえた。

ヒカルはゾウの檻の横にそびえる大木の上にいた。しかも自分で登ったくせに、自力では降りられなくて大騒ぎになった。

ヒカルは目を離すと、いろいろなことをやってくれた。

その度に「こらっ!」と怒鳴ってきたわたし。

ヒカルに限らず、わが家の男の子たちは、動きも激しいし、物の扱い方もいたって乱暴。

当然、傷みも早い。

たとえば、ヒカルのランドセルは2年生になった時には、もうすでにゆがんでいた。

「ただいま」と帰ってくると同時に廊下に放り出すからだ。

最近、学校の運動会用に新しい運動靴を買ったのだが、少し足を慣らそうと思ってはかせていたら、運動会当日にはすでにボロボロになっていた。

運動靴は1カ月でお古になる。

その運動靴の横には、これもボロボロの傘がある。

どうしてもほしいというので買ったPUMAのロゴ入り傘。

でも、地面に叩きつけながら歩くので、まず先っぽが傷だらけになった。

棒がわりにふりまわして、チャンバラをするから柄もゆがんでいる。

だから100円均一で売っている傘で十分だって言ったじゃない……。

男の子には高いものを買わない、持たせないと決めた。

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こわした、ぶつけた、ケガをした。

子ども保険はもとが取れる。

わが家の3人の息子たちは、みんな耳かきが大好き。

小さな頃から、耳かきタイムには、順番を争うようにママのひざに頭を乗せる。

ある日のこと。

いつものようにお風呂のあとに「耳かきタイムだよ~」と彼らに呼びかけた。

ところが、なぜか年長の次男だけが寄って来ない。

変だぞ。

なかば強引にひざに次男の頭を乗せて、耳を見ると……穴がない。

エッ!なぜ!?

目をこらして耳の穴を見ると、そこには何かが……。

あわてず焦らず、ライト付きの耳かきを使って慎重にかき出すと、それは黄色いビービー弾だった。

背筋が寒くなった。

「なんで、すぐに言わないの!!」と怒ったのは言うまでもない。

あの瞬間を思い出すと、今でもゾッとする。

そんな話を先輩ママと話していたら、「男の子の成長って、危険とケガがつきものなのよね。うちの子は子ども保険のもとを取ったわよ」だって。

たしかに、子どもたちはよくケガをする。

転んだ、ぶつけた、落ちたといっては、近所のクリニックのお世話になり、先生から「今度はどうした?」と聞かれる。

「よくこの程度のケガですんだ」とゾッとしたこともある。

恐ろしいことに友だちにケガをさせたり、ガラスを割ったり、自転車で歩行者に突っ込んだこともある。

安全を守ろうとするわたしの手から、子どもたち自身が脱走していく。

「腹をくくるしかない、と思う」と先輩ママは言う。

子どもは親の見ていないところで成長する。

「いつもいつも見てたら、子どもは成長しないよ」と言うのだ。

そうだ、と思う。

心配だけど、腹をくくるしかないのだ、と思う。


子供の成長s男の子

1.「少年たちの危機」とは?

「少年たちの危機」という言葉をはじめて聞いたのは、幼児教育の先生たちの勉強会でのことだ。

男子の学力が急激に落ち、自己肯定感が低いことが、先進国で目立っているという。

日本にも同じような慣向があるらしい。

これに対して、ある大学教授は「わたしたち男は歴史的にずっと無理してきたけれど、ようやく、女性より優位ではない、むしろいろいろな面で劣っているという真実を隠さなくてよくなったんです」なんて発言をしていた。

そうかもしれないが、男の子の母としては、自己肯定感まで低いことが心配だ。

最近は「男らしく育てよう」という発想をする親がめっきり減っている。

それが原因だろうか。

「その逆で、今も男はタフであれ、という固定観念で子育てしている親が多いからではないですか」とその教授は言う。

「男の子は泣かないの!」

と言ってはいけないのだろうか。

2.「タフであれ」は勝手な期待

その後の2006年1月、アメリカの雑誌『ニューズウィーク』で、ボーイスクライシス=少年の最後特集が組まれた。

アメリカでは、男子か学生の学習障害児は女子の2倍に、学校嫌いも増えている。

少年の自殺は少女の6倍もあるという数字にびっくりした。

心理学者のポラックは成長の過程で「強くあれ。感情を表に出すな」と育てられ、「女みたい」と友だちにからかわれるという現実に繊細な少年たちが傷ついているからだと原因を説明していた。

競争社会であるアメリカでは「タフであれ」という周囲の期待は日本以上のものに違いない。

わたしたちも気をつけよう。


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